「あのイーハートヴォのすきとおった風、……」
という一文がよくダミーテキストに使われている。フリーフォントを公開しているサイトとか。これが宮澤賢治の作品であろうことは推測していたものの、作品名については知らなかった。「ポラーノの広場」の一文らしい。賢治といえば私の中では「銀河鉄道の夜」で、昔猫の絵で製作された映画のビデオがあったのだが、音楽や演出がとにかくトラウマで、VHSにお世話になる年齢を卒業して以降一度も見ていない。小説版なら第三次稿が好きです。高3の時プラネタリウム初体験の友人と出かけた折に、銀河鉄道の夜のプラネタリウムが好きだと言ったら、後日ネットで見たという。その後彼女に銀河鉄道繋がりの創作物をリクエストされたり、銀河鉄道ネタでちょっと盛り上がった思い出。もう連絡先がわからないが、最近見つけたSNSで岩手を旅行したという旨の呟きを見て、現在の繋がりはなくなっても、彼女の人生に少しでも爪痕が残っているといいなと思っている。
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